さくらメイト料金 1,800円
大学生以下 1,000円
※浦安市文化会館・市民プラザ窓口のみ取扱、学生は学生証提示必須
「Music Crossroad」における「3人の箏奏者と室内オーケストラのための『散乱系』」より
会場:神奈川県立音楽堂 2018年1月20日開催(主催:神奈川芸術文化財団)
Program
「現代音楽レクチャーシリーズ お茶の間サイズの現代音楽史」(全6回)
最終回「今日の音楽~作曲家 山本和智 自作を語る~」
<これまでのタイトル>
講師:山本和智(作曲家)
『ヴァーチャリティの平原』第1部 ⅲ-軌道A
3つのそろばんのための『オペラ』
3人の箏奏者と室内オーケストラのための『散乱系』
※施設へのアクセスはこちらをご参照ください
Kazutomo YAMAMOTO
山口県出身。和光大学人文学部文学科卒業。独学で作曲を学ぶ。オーケストラ、室内楽、アンサンブル、合唱、独奏曲、映画音楽など作曲活動は広範にわたり、2006年モリナーリ国際作曲賞第1位(カナダ)、2007年AIC / Mostly Modern 国際作曲コンクール第1位(アイルランド)、2009年度武満徹作曲賞第2位、2010年第5回JFC作曲賞、2011年TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL-SOUND, ART & PERFORMANCE vol.7奨励賞受賞など、作品は国内外問わず高く評価されており、2020年にはサントリーサマーフェスティバルにてオーケストラ作品の新作を初演し好評を博した。2009年より『特殊音樂祭』をプロデュース。現代音楽ファンのみならず多くの聴衆を獲得し注目度の高いイベントへと成長させた。今後も、作曲・プロデュースの両面で活躍が期待されている。現在、和光大学表現学部総合文化学科非常勤講師、アートマネージャー・鐘ケ江織代、学習環境デザイン研究者の眞崎光司と結成した音楽実験ユニット「パレイドリアン」メンバー。
Photo: Shu Nakagawa
Profile
浦部 雪 Yuki URABE(指揮)
東京芸術大学作曲科卒業後ミラノ国立音楽院作曲科、ミラノ市立音楽院指揮科にて学ぶ。指揮を杉山洋一、作曲を安良岡章夫、野平一郎、ガブリエレ・マンカの各氏に師事。指揮者としては日本をはじめ、イタリア、ベルギー他様々な場所で新作初演等に携わる。2021年サントリーホールサマーフェスティバルにおいてマティアス・ピンチャー氏のアシスタントを務め、2022年にはタクティカートオーケストラと共演し、セカンドコンダクターとしてチャールズ・アイブスの交響曲第4番を演奏する。作曲家としては2016年に芸大フィルハーモニーにより自身のオーケストラ作品が、また2018年にはEx Novo Ensembleにより室内楽作品が演奏される。東京芸術大学在学中に長谷川良夫賞を受賞。
Photo: Atsuko Ito (Studio LASP)
マクイーン時田深山 Miyama McQueen-TOKITA(箏)
即興、現代音楽、オリジナル曲を中心に活動するオーストラリア出身の箏奏者。伝統に基づきながら現代人が面白い、聴きたいと思える音楽に箏を取り入れる考えで独自の音楽を目指す。ソロに加え様々な編成で活動し、自然体で豊かな表現が定評を得ている。ソリストとして東京JAZZフェスティバル、Melbourne International Arts Festival等に出演し、共演している団体はバンクーバー交響楽団、Australian Art Orchestra、日本フィルハーモニー交響楽団等。2019年にアジアン・カルチュラル・カウンシルのグランティとして半年間NYに滞在し、現代音楽、実験音楽、即興音楽に関わる。2020年に欧、米、豪、日本の作曲家の作品を収録したソロアルバム"SONOBE"をリリース。小田村さつき、沢井一恵に師事、東京藝術大学音楽研究科修士課程修了。
Photo: Masanori Yoshie
日原 暢子 Yoko HIHARA(箏)
九州系地歌箏曲家 岩田柔柯師に師事。二十五絃箏を二代野坂操壽師に師事。東京藝術大学邦楽科卒業、同大学大学院音楽研究科修了。
在学中、アカンサス音楽賞及び同声会賞受賞、宮内庁皇居桃華楽堂にて御前演奏を務める。
これまでに、ウィーンフィルメンバーとの共演や北京中央音楽院民族音楽祭開幕式にて二十五絃箏独奏を務める。
賢順記念全国箏曲祭にて銀賞及び福岡県知事賞受賞。利根英法記念邦楽コンクール【古典】にて優秀賞受賞。令和4年度文化庁芸術祭音楽部門新人賞受賞。
芙蓉会代表。森の会、(公社)日本三曲協会会員。古楽器と邦楽器による「アンサンブル室町」、二十五絃箏アンサンブル「4plus」同人。
桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。岐阜大学教育学部非常勤講師。
Photo: Shigeto Imura
内藤 美和 Miwa NAITO (箏)
埼玉県草加市出身。6才より箏の手ほどきを母より受ける。
桐朋学園芸術短期大学芸術科日本音楽専修卒業。同短大専攻科、研究生、特別研究生修了。箏、十七絃、二十五絃箏を二代野坂操壽氏、滝田美智子氏に師事。
第7回ルーマニア国際音楽コンクール、アンサンブル部門第一位・日本ルーマニア音楽協会理事会賞受賞。第6回東京・邦楽コンクール二位、第2回利根英法記念邦楽コンクール二位受賞。その他受賞歴多数。
2021年ソロリサイタル開催。
現在、ヤマノミュージックサロン銀座店講師。
生田流箏曲松の実會師範(名取名:白橋操悠)
(公社)日本三曲協会、生田流協会、草加市演奏家協会、桐の響、各会員。
二十五絃箏ユニット「虹“KOU”」、和洋アンサンブル「月詠-TSUKUYOMI-」、和洋混合オーケストラ「Orchestra de "R"」、各メンバー。
オフィシャルWEBサイト http://miwa-naito.com
桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。岐阜大学教育学部非常勤講師。
Photo: Masanori Yoshie
三瀬 俊吾 Shungo MISE (ヴァイオリン)
東京音楽大学卒業後、桐朋学園大学院大学修了。篠崎功子、岡山潔、藤原浜雄の各氏に師事。第1回横浜国際音楽コンクール弦楽器一般部門第1位。同コンクールより奨学金を得、パリ・エコール・ノルマル音楽院へ留学。教育課程、研修過程修了。ドゥヴィ・エルリー、原田幸一郎の各氏に師事。定期的に千々岩英一氏の指導も受けながら、パリでソロや室内楽、新作の演奏活動も行う。2010年帰国。2009年「室内楽-OTO第1回 三瀬俊吾のヴァイオリンとともに」に出演し7作品の初演を行う。2011年に結成した淡座は、現代音楽に江戸文化を取り入れて新しい表現を行うクリエイショングループで、2018年には一般社団法人となり、現在、代表を務めている。mmm...リレーション’70、目黒弦楽四重奏団、オーケストラトリプティークなどに所属し、ソロや室内楽やオーケストラなど幅広く活動中。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。
Photo: Maki Takagi
松岡 麻衣子 Maiko MATSUOKA (ヴァイオリン)
桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学音楽学部演奏学科卒業、同大学研究科修了。インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー(フランクフルト音楽・舞台芸術大学)にて研鑽を積む。これまでに、アンサンブル・インターフェース、アンサンブル・リネア等のヴァイオリニストを務める他、アンサンブル・モデルン、アンサンブル・レゾナンツ等の演奏会に出演し、世界各地の主要な現代音楽祭に招聘される。現代音楽演奏コンクール“競楽Ⅺ”第2位。現代音楽作品の初演及び再演、録音を演奏活動の主軸に据える。クラリネット三重奏団フィディアス・トリオ奏者。現在、東京成徳短期大学非常勤講師。
中澤 沙央里 Saori NAKAZAWA (ヴァイオリン)
桐朋女子高校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。
これまでに、サントリー芸術財団サマーフェスティバル、トンヨン国際音楽祭(韓国)、中国ASEAN音楽週間(中国)、ニュービジョン・アーツフェスティバル(香港)等に出演。
2011年よりフルート、ヴァイオリン、ピアノによるトリオ「アンサンブル・リリ」としても活動し、2019年に1stアルバム「The Joy of Three」をリリース。また、セギカレッジ(マレーシア)、慶熙音楽大学(韓国)、上海音楽院(中国)等で客員講師を務めるなど後進の指導にもあたっている。2013年度にトーキョーワンダーサイト、2017年度に金沢市民芸術村よりレジデントアーティストに選出された。日本・フィンランド新音楽協会会員。神奈川県立相模原弥栄高校音楽科非常勤講師。
白小路 紗季 Saki SHIROKOJI (ヴァイオリン)
桐朋女子高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部卒業。ベルン芸術大学修士課程を経て、特別修士課程現代音楽科修了。第13回ABC新人オーディションに合格、第13回現代音楽演奏コンクール”競楽XIII”にて第一位。在学中より数多くの作品の初演や実験企画に参加する。スイス、ポーランドを拠点に活動するアンサンブル、Delirium Ensembleのメンバーとして「ワルシャワの秋」音楽祭等に出演。またSimon Steen-Andersenのマスタークラスを受講し、ギター作品全曲録音企画のヴァイオリンパートとして参加。
亀井 庸州 Yoshu KAMEI (ヴァイオリン)
2000年ごろから主に同世代の作品初演を中心に活動を開始。2005年よりベルギー王立リエージュ音楽院において、欧州の20世紀音楽や即興演奏を学んだ。2007年より帰国後も引き続き同世代の作品初演活動に携わる。個人企画のほか、東京オペラシティ音楽財団、サントリー芸術財団、みなとみらいホール等の主催公演に出演し、内外の作曲家による室内楽、ソロ作品の初演、再演を中心として活動している。これまでに初演した作品は100曲あまり。また同時に尺八の古典をはじめとした演奏を行なっており、2017年にはcoba氏の新曲を、舘野泉氏とともに初演している。弦楽四重奏として出演した公演において第14回、第18回佐治敬三賞を受賞。
加藤 綾子 Ayako KATO (ヴァイオリン)
ヴァイオリニスト。クラシック音楽・現代音楽・即興をレパートリーに、演奏やレッスン、宅録、執筆などを行う。YouTube及びBandcampに音源を多数公開。
即興専門WEBメディア/団体〈インプロ・りぶる〉代表。長野県を拠点に活動するコレクティブ〈やまびこラボ〉メンバー。
これまでの録音に、1stアルバム〈BAN〉、ヴァイオリン独奏による即興演奏17本を収録した2ndアルバム〈昔〉、フルーティスト・今井貴子との共同制作によるコンサート・ビデオ〈D 2 D〉がある。
2021年夏にベルギーの音楽院「IMEP」修士課程を修了。デュティユ: ヴァイオリン協奏曲〈夢想の樹〉を演奏したコンチェルト試験と、即興演奏を組み込んだリサイタル試験、共に学年最高点を得る。
現在は日本に完全帰国し、東京および長野県茅野市を拠点に、国内各地で活動している。
田口 雅人 Masato TAGUCHI (ヴァイオリン)
岩手県出身。
東京音楽大学卒業、同大学院修了。
これまでにヴァイオリンを渡辺めぐみ、瀬戸瑶子、藤原浜雄、ヴィオラを百武由紀、室内楽を浦川宜也の各氏に師事。
第7回日本演奏家コンクール弦楽器部門第3位、第18回レ・スプレンデル音楽コンクール室内楽部門第3位。
Asian Youth Orchestra 2003、Pacific Music Festival Orchestra 2007に参加。
オーケストラ・トリプティーク団員。練馬区演奏家協会会員。
迫田 圭 Kei SAKODA (ヴィオラ)
東京音楽大学卒業。東京音楽大学大学院に給費奨学金を得て入学、修了。
東京音楽大学コンクール入選、第28回市川市新人演奏家コンクール弦楽器部門最優秀賞。プロジェクトQ第10章に参加。2018年に出演した第三回伊左治直個展 〜南蛮劇場〜 が第18回佐治敬三賞を受賞。
若手作曲家の新作初演にも数多く携わっており、サントリーサマーフェスティバル内の芥川作曲賞選考演奏会ではソリストを務める等、精力的に活動している。
現在、おーけすとら・ぴとれ座にてコンサートマスターを務めている他、オーケストラトリプティーク、Malus Quintet、Green Room Playersにヴァイオリン、ヴィオラ奏者として在籍している。また、町田コダーイ音楽院、WE LOVE MUSIC、神奈川県立相模原弥栄高等学校にて講師を務める。
永田 菫 Sumire NAGATA (ヴィオラ)
5歳よりヴァイオリン、15歳よりヴィオラを学ぶ。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学ヴィオラ科を経て、現在同大学院室内楽科修士1年に在学。
2018年京都フランス音楽アカデミーにて奨学金を授与され、パリ・エコールノルマル音楽院へ1年間留学。2022年小野文化財団ヴィオラ塾に参加。
市川市文化振興財団第3回即興オーディションにて優秀賞を受賞。また学内外で新曲初演に精力的に取り組んでいる。
「音そのもの」への探究心から、即興演奏では楽器の特殊奏法と声を織り交ぜた表現を模索。『千住 Art Pass 2020』では演奏の傍ら声優としてボイスドラマに参加した。
これまでにヴァイオリンを舟山千秋、清水高師、清水厚師、ヴィオラを川崎和憲、大野かおる、ブルーノ・パスキエ、中村翔太郎、佐々木亮、室内楽を市坪俊彦、即興を平野公崇の各氏に師事。
北嶋 愛季 Aki KITAJIMA (チェロ)
桐朋学園大学音楽学部、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学ディプロマ課程修了。
2013/14 年度インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー生としてアンサンブル・モデルンのもと研鑽を積む。メンデルスゾーン・ドイツ国立音楽大学コンクールの現代音楽アンサンブル部門第 3 位受賞。ドイツ国立フランクフルト音楽・舞台芸術大学古楽器科修士号取得。
国内外の様々な現代音楽祭や演奏会に出演。2018年よりバロックチェロとモダンチェロ2台のチェロによる独奏演奏会を、フランクフルト・ミュンヘン・東京で定期的 に行う。
保育士・音楽心理士・音楽療法士の資格取得者。アンサンブル ciel のメンバーとして「0才から楽しめるクラシック」をコンセプトとする公演なども行う。
Web: https://www.akikitajima.com
ciel: https://ensembleciel.com
Photo: Shu Nakagawa
竹本 聖子 Seiko TAKEMOTO(チェロ)
福岡県出身。東京音楽大学卒業、同大学院修士課程修了。
在京オーケストラ、アンサンブル・ノマドを始め様々な編成のアンサンブルへの客演、レコーディングやミュージカルの演奏、国内外の作曲家の作品の世界初演など、多岐に渡る演奏活動を行っている。邦人作曲家の作品を演奏する「オーケストラ.・トリプティーク」、江戸文化と現代音楽を結びつける演奏活動を行うヴァイオリン・チェロ・三味線・作曲家によるアンサンブル「淡座」のメンバーとしても活動している。
篠崎 和紀 Kazuki SHINOZAKI(コントラバス)
埼玉県立大宮光陵高校音楽科、東京芸術大学卒業。Thierry Barbé、Thomas Martin、Catalin Rotaru、Klaus Stoll、Artem Chirkovの各氏のマスタークラスを受講。イタリア、ベルティノーロにてGiuseppe Ettorre、Alessandro Serra各氏のDuo Masterclassを修了。佐々木晶子、永島義男、西山真二、黒木岩寿、池松宏、石川滋の各氏に師事。
第8回秋吉台音楽コンクールコントラバス部門第3位(一位無し)
現在は首都圏のプロオーケストラへの客演、レコーディングやミュージカル、サロンコンサート、室内楽等、幅広く精力的に活動している。アンサンブルFOVE、Spac-eメンバー。
内山 貴博 Takahiro UCHIYAMA(フルート)
東京藝術大学附属音楽高等音楽高等学校を卒業し、東京藝術大学入学後に渡仏。パリ地方音楽院、エコールノルマル音楽院を経て、パリ国立高等音楽院第一課程、同音楽院第二課程(修士課程)を修了。
国内外のコンクールで度々入賞。
ルツェルン国際オーケストラアカデミー、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXVIIを修了。
2023年9月より、神奈川フィルハーモニー管弦楽団短期間契約団員。
また国内で演奏会を主催し活動している。spac-eメンバー。
ムラマツフルートレッスンセンター講師。
Photo: Taira Tairadate
大木 雅人 Masato OKI (オーボエ)
東京都新宿区出身。 明治学院大学法学部政治学科を卒業後、音楽の道を志し、国立音楽大学に入学。 同大学を中退し渡独。カールスルーエ音楽大学に編入学。 同大学院のオーボエ専攻を卒業後に、同大学院室内楽専攻も卒業。ストラスブール地方音楽院のディプロマコースを修了。 ニーダーバイエルン県立歌劇場にて 2年半客演し、2019年夏に日本へ活動拠点を移す。これまでに、オーボエをトーマス・インデアミューレ教授、 クリスティアン・シュミット教授、 ドメニコ・オルランド教授に師事。 イングリッシュホルンをアネッテ・シュッツ氏、 シモーネ・ゾンマーフェルダー氏に師事。 室内楽を故エドゥアルト・ブルンナー氏、ラルフ・ゴットーニ氏に師事。現在、オーケストラ・アンサンブル金沢に賛助出演。コバケンとその仲間たちオーケストラ首席奏者、さわかみオペラオーケストラ団員、また、東京都内や新潟市内を中心に演奏活動している。
西村 薫 Kaoru NISHIMURA (クラリネット)
東京音楽大学卒業。ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。その後渡仏し野村財団の奨学金を得ながら、オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ音楽院等で研鑽を積む。
これまでにクラリネットを三木薫、故内山洋、A.ダミアン、M.ヴェルヴェル、J.コント、即興音楽をP.パニエ氏の各氏に師事。その他にアンサンブル・アルテルナンスの現代音楽のアトリエや作曲家のM.マタロン氏の現代音楽のアトリエ等に参加。
帰国後はオーケストラの客演、室内楽、即興ライヴで活動する。現代音楽の分野ではMusic Tomorrowの客演や桑原ゆう氏の個展等に参加。2022年の山本和智氏のショウルーム「困った男」では”Irradiance” for Clarinet and 7 playersのソリストを務める。
現代音楽演奏コンクール「競楽 XII」ファイナリスト。市川市文化振興財団「第5回即興オーディション」優秀賞。kaorunishimrura.com
中田 小弥香 Sayaka NAKATA (ファゴット)
鳥取県出身。15歳よりファゴットを始める。東京藝術大学音楽学部卒業後、同大学大学院修士課程修了。第7回大阪国際室内楽コンクール管楽部門第3位。ファゴットを岡崎耕治、河村幹子、水谷上総諸氏に師事。マスタークラス等にてミラン・トルコヴィッチ、ゲオルグ・クルッチュ諸氏の教えを受ける。
現在関東を中心にオーケストラや室内楽、スタジオ録音、アウトリーチなどの演奏活動を行う他、後進の指導にも力を注いでいる。洗足学園音楽大学、埼玉県立芸術総合高等学校非常勤講師。木管五重奏団アンサンブル・ミクストのメンバーとして、《ミクスト・ノート》《ファンタジー》《ピーターとおおかみ》をリリース。NHK-FM『リサイタル・ノヴァ』『吹奏楽の響き』NHK-BSプレミアム『クラシック倶楽部』に出演。
平本 彩 Aya HIRAMOTO (ホルン)
埼玉県出身。玉川学園高等部を経て桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。第五回ジュニア管打楽器コンクール 小・中学生の部第三位。大学在学時、京都国際音楽学生フェスティバル 、音楽大学合同フェスティバル、ラ・フォル・ジュルネ2015に選抜学生として参加。2016年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト ⅩⅣ喜歌劇「こうもり」に参加。ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール2019 第3位(木管五重奏)。ソリストとして、シンフォニエッタ・ソリーソ、横浜交響楽団、太田フィルハーモニー管弦楽団とR.シュトラウスのホルン協奏曲第一番をして共演。日本各地のプロオーケストラや吹奏楽への客演及び参考音源収録への参加、CM・ゲーム音源のレコーディング、室内楽からソロでのミニコンサート、ゲーム音楽などポップス系ジャンルへの参加まで幅広く精力的に活動中。洗足学園音楽大学演奏補助要員を経て、現在桐朋学園大学嘱託演奏員を務める。Ensemble WITZE(木管五重奏)、Horn Ensemble Pace、Brass Gocccccha!(金管五重奏)各メンバー。また指導者としても、小・中・高等学校の吹奏楽部指導から個人レッスンまで精力的に行なっており、アマチュアオーケストラや吹奏楽団の管楽器トレーナーなども務める。これまでにホルンを根岸 伊智郎、猶井 正幸、田場 英子、溝根 伸吾、高橋 将純の各氏に、室内楽を佛坂 咲千生、猶井 正幸、岡本 正之、鈴木 良昭、亀井 良信、蠣崎 耕三の各氏に師事。
Photo: Ayane Shindo
渡辺 アキラ Akira WATANABE (トランペット)
ペルー共和国生まれ。尚美ミュージックカレッジ専門学校音楽総合アカデミー学科卒業。
トランペットを山本英司氏に師事。室内楽を宮澤聰宏、池田英三子の各氏に師事。
第20回多摩六都フェアフレッシュコンサート(オーディション合格者による)に出演。
EternoBrassQuintet代表、現代奏造Tokyoメンバー。現在、フリーランス奏者としてオーケストラ、室内楽、ソリストなど幅広く活動中。
村田 厚生 Kousei MURATA (トロンボーン)
桐朋学園大学音楽学部卒業。ドイツ学術交流会(DAAD)給費留学生としてベルリン芸術大学卒業。サントリー音楽財団サマーフェスティバル、ISCM2001横浜大会、アジア音楽祭、ソウルPANミュージックフェスティバル、香港Musicaramaフェスティバル、文化庁舞台芸術国際フェスティバルなど主要な現代音楽祭にソロ出演。ユニット「コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝」としてスイス・ドイツ5都市でのリサイタルを行う。モーションセンサーを使用した音響ライブ、グロボカール作品をテーマにしたシリーズリサイタルを展開中。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。
西久保 友広 Tomohiro NISHIKUBO (打楽器)
東京音楽大学を経て、東京音楽大学大学院修士課程修了。第10回KOBE国際学生音楽コンクールにおいて最優秀賞及び兵庫県教育委員会賞受賞。第10回JILA音楽コンクール打楽器部門において第1位受賞。第22回日本管打楽器コンクールにおいて第2位受賞。第10回神戸新聞文化財団松方ホール音楽賞大賞受賞。現在読売日本交響楽団打楽器奏者。ユーフォニアム奏者外囿祥一郎氏とのデュオCD「日本のうた」「プレリュード」(レコード芸術準特選盤)リリース。山本和智氏作曲「ソロバン、打楽器、弦楽器のための《マーマレード》」のソロバン奏者として初演に携わる。玉川大学、昭和音楽大学、東京音楽大学で後進の指導にあたる。
彌永 和沙 Kazusa IYONAGA (打楽器)
千葉県船橋市出身。幕張総合高等学校卒業、東京藝術大学音楽学部器楽科を経て同大学院修士課程を修了。
2019年日本打楽器協会主催第35回新人演奏会で最優秀賞、第80回TIAAクラシック音楽コンクール優秀賞(最高位)受賞。第74回ジュネーブ国際音楽コンクールやTROMP 2022 competition 等海外コンクールにも積極的に参加し研鑽を積む。
2019年度瀬木芸術財団法人短期海外研修奨学生として奨学金を授与。JASSO奨学金業績優秀者奨学金全額返還免除生。現在はフリーランス打楽器奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽の各分野で活動中。寺田由美パーカッションアンサンブル「ドライヴ」メンバー。
これまでに打楽器を寺田由美、藤本隆文の各氏に師事。
柳沢 勇太 Yuta YANAGISAWA (打楽器)
東京都出身。
東京藝術大学を卒業、同大学大学院修士課程に在学中。
ソリストとして奏楽堂モーニングコンサートに出演し、藝大フィルハーモニア管弦楽団と石井眞木「打楽器協奏曲-南・火・夏-」を共演。室内楽の分野では藝大定期「室内楽」第49回に選抜され出演。美術家や舞踊家など他分野のアーティストとの横断的な作品を発表、藝大アーツイン丸の内2020にて「BORDERLESS ARTISTS」が事務局推薦賞受賞。土着打楽器の響きに興味を持ち、アフリカのMusic Crossroads Malawiを訪れ学ぶ。これまでに数多くの作品の初演、再演に携わる他、オーケストラ、吹奏楽、レコーディング、音楽アウトリーチなど多岐にわたって活動している。
荻原松美、杉山智恵子、藤本隆文の各氏に師事。Michael Burritt、Mark Boseman、David Christopher Panzl各氏のセミナー、レッスンを受講。
篠田 昌伸 Masanobu SHINODA (ピアノ)
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。作曲を尾高惇忠、土田英介、ピアノを播本枝未子、大畠ひとみの各氏に師事。 第22、27回日本交響楽振興財団奨励賞、第16回名古屋文化振興賞、第74回日本音楽コンクール作曲部門第1位、第1回イタリア文化会館日本国内作曲コンクール審査員特別賞、第9回佐治敬三賞、等多数受賞。06年just composed in YOKOHAMA委嘱作曲家。11年武生国際音楽祭にて作品が招待される。複数の作曲家グループ(NEXT,Cue,Chronoi-Protoi)やプロジェクトに参加し作品を発表する他、著名な演奏家、団体等の委嘱などによっても作品が発表されている。さらに、ピアニストとして新作初演、声楽、器楽とのアンサンブル、ダンスとのコラボレーション等、演奏活動も多く行なっている。
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